2013年の鳴門の鯛釣りは絶不調です。
昨年マグロが紛れ込んで以来、
餌となる鰯などの小魚が追われ、鯛まで追われるという
現象も起こったようです。
流石に全部といわずとも、
餌を捕食するという状態がほとんどなく、
鳴門地方では、今年はイカナゴが不良ということで、
餌がなく、いても口を使わないという状態。
名物の鳴門桜鯛も、
一本釣りのものはほとんどなく、
定置網漁のみという寂しい状態だったそうです。
釣り船では、
鳴門の大名釣りといわれる、
イカナゴを撒きながら釣りをするという釣り方があるのですが、
この船も、釣れることは釣れるが例年のような爆釣ということはなかったようです。
鳴門の鯛釣りは、
ほとんど1年を通して釣れるので、
釣り人には人気があり、
その釣り方は、そのシーズンで少しずつ異なります。
冬から、イカナゴのシーズンまでは、
大体、サビキ仕掛けで釣ることが多いです。
そして、バチ抜けとよばれる青イソメの産卵シーズンから夏場までが
青イソメをつけて狙います。
夏から秋は鰯が回ると、サビキで鰯を釣り、
それをそのまま底まで落とすという、道楽釣り。
そして、また、サビキ釣りと少しずつ変化するのです。