メバル釣りの外道といえば、ガシラ。
関東ではカサゴといいますね。
食べて美味しい魚ですが、メバルやその他の本命の魚を狙っているとき
釣れると邪魔者扱いされます。
小さなものが釣れた時はリリースをしてあげるのですが、
船釣の場合、30mくらいの底から釣り上げると、
浮き袋が膨らみ、自力で潜れないということが起こります。
そういう場合は、海面を漂い、かもめの餌となってしまいます。
小さいものでも料理の仕方で美味しく食べれますから、
できれば持って帰ってあげて欲しいです。
ガシラの料理というと、
煮付け、唐揚げが定番でしょうか。
サイズの大きいものは、刺身にもできますし、
煮付けにしても食べやすいですね。
唐揚げも、背骨に沿って包丁を入れ、
骨まで火が通るように上げると頭からすべて食べることができます。
あと、おすすめは味噌汁。
小さなものでも1,2匹ぶつ切りにして使えば、
すばらしい出汁を出してくれます。
我が家のもうひとつの定番は、
酢漬け。
南蛮漬けではなく、ガシラに軽く塩をして素焼きにします。
これを甘酢に醤油を加えたものに、玉ねぎ、人参のスライスを入れて
煮切ったものに、焼いたガシラを入れます。
そのまま冷ますと、味が染みていきます。
冷蔵庫に入れておけば、1週間は充分もちます。
私の子供の頃は、学校から帰ると、
テーブルの上にこのガシラとメバルの酢漬けが置いてあり、
オヤツがわりに食べていました。
箸など使わず、手で掴んで、、、、
もし機会があったら一度試してみてください。
ビールのあてにもなりますよ。