今年も昨年に続いて鳴門ではノッこみの話題が出ないまま、
春のシーズンを終えるのかと思っています。
2015年になって、少し釣行頻度が落ち、月1回程度。
一応、毎回、鯛も狙ってみるという釣行でしたが、
船中で2,3匹の釣果でサイズもさまざま。
他の魚種と合わせての釣果でお土産を構成するという
釣行が続いています。
今回は予定では、8時の出船という話だったのですが、
前日船長から、今日のお客さんは朝の潮で鯛が釣れたから、
明日も朝一の出船にしようという連絡。
最近の釣果もあまり芳しくなく、餌もイカナゴが終わって、
虫エサ、サビキ、カブラとも目立った釣果がないということでした。
エサ屋で青虫を購入して
6時の出船に間に合うように出かけました。
この青イソメを使っての鯛釣り。
仕掛けは市販モノの
を使います。
船長やベテランの釣り師は、針の数の多いもので、広い棚を探っていきますが、
私の場合は、餌替えや、鯛を外す時の手返しなどを考え、2本針にしています。
竿は、今回はチョイスミスでしたが
この竿、8:2で当たりを感じ、7:3で掛け、6:4で取り込んでいくというすぐれものなのですが、この時期の青イソメの釣りで、前あたりは出るものの、鯛が竿の張力を感じるのか食い込まない、餌が切れるという現象が何度もありました。
この青イソメを餌にすると、前あたりがあっても竿は動かさず、食い込み(本あたり)を待つというのが基本ですが、対応策として送り込みをしないと食い込まないということが結構多くありました。
釣友は、シマノ 海攻マダイ リミテッドSS300 という専用竿では最高ランクの竿を使っており
食い込みの良さと、取り込みの粘りの差をまざまざと見せつけられました。
よく、釣りは道具ではないなどと言われる方もいらっしゃいますが、同じような前あたりから、食い込み、取り込みを見ていると釣りの力量に差がない場合の、道具の差というのは明らかであるとしみじみ思った次第です。
こうした専用竿で、道糸も細くし、仕掛けも細くすることで、更に当たりの数、釣果を伸ばすことができますから、価値はありますね。
船全体の釣果は写真のとおり。
私も、持っていった竿で頑張りましたよ。