前線通過後で、北西の風が強いと天気予報が出ており、出船は無理だろうと思っていましたら、なんと出船するよ!と連絡。
半信半疑で出かけました。釣りをするのに危険であれば中止するのは船長の権限。出船するのも船長の権限です。港についてみると、両側を山に囲まれて、南に開いている湾なので比較的落ち着いている感じ。天気予報は一日曇り、風が北西の風3mから5m、午後は10mという予報。午前中だけのつりということで出船しました。
今回は活きイワシを使った呑ませ釣りで、ヒラメか青物を狙い、お土産にタチウオをという釣り。エサのイワシにイカが来るようであれば、掛け針でアオリイカもというちょっと欲張りだなと思われる釣りです。
呑ませ釣りという釣りは、えさに使う小魚がそのポイント付近でもいるようだと、爆釣となるのですが、外れると丸坊主を食らう可能性があります。また、ターゲットの活性にも左右され、天候にも影響を受けます。
今回は、裏目でした。まず天候。雨の後でにごりも入り、風がある状態。ベイトはみな避難しているようです。ターゲットもそのため、バラバラのポイントに散らばっている上体でした。
また、ヒラメは活性が低いと食い込みが悪く、針掛かりをさせにくいという面もあります。口が大きく、エサが口の中に入っていてもすっぽ抜けが多いですので、あわせのタイミングが取りにくいことでも有名です。
今回は乗合船で、釣座も移動できないので、最初に決まった釣座からは動けません。
船は先端部からポイントに入ることが多く、こうした釣りの場合はミヨシに釣座をとることが釣果に有利に働きます。私たちグループはトモで釣りをしましたので、この日の釣果は丸坊主ですた。
船全体では右舷のミヨシ付近で、ヒラメ2尾、左舷のミヨシ付近でヒラメ1尾、右舷中央で青物(ハマチ)1尾、私達トモの2名と左舷トモ付近、左舷中央の計4名は丸ボウズという結果でした。
6時間の釣行で、当たりはいくつかあったのですが、イワシに傷をつけたり、食いちぎったのがヒラメであるとは言えず、エソやフグの可能性もありますので、厳しいものです。
取り合えず、「~たら、~たら」という仮説を立てるのではなく、状況を記録しておき、次回の釣行に備えておくこととします。
月日 | 2016年10月19日 |
場所 | 鳴門海峡 |
天気 | くもり |
潮見 | |
タックル | 竿:竿:ダイワ 極鋭ライトヒラメ MH-235 リール:ダイワ(Daiwa) レオブリッツ 300J 道糸:PE3号 錘60号 仕掛け:市販呑ませ仕掛け(ハリス6号、孫針)、手製仕掛け(ハリス:ケープラ 孫針) |
釣果 | 船中 ヒラメ30cm~40cm 3尾、ハマチ1尾 私達グループ なし |
備考 | 前線通過後の雨上がり。風が5m程度~。湾外は白波が立っており風が強い |