昨年辺りから、船のタチウオテンヤの釣りが、
変化してきたことをご存知の方も多いのではないだろうか。
タチウオが自ら乗ってくるのをまつノリ釣法から、
タチウオの前当たりとも思えうような小当たりで、
合わせを入れる掛け釣法にと。
そのために、開発されたロッドが、
在庫切れになるほど売れました。
これと同じようなことが、
タイラバにも起こっていますね。
鯛ラバといえば、一定の速度で、
鯛が乗ってくれるのを待つというノリ釣法が主流でしたが、
攻めの釣り方をしたいと要望で掛けモデルが登場しています。
現実的には、どちらでも良いと言うわけではなく、
その日、そのときの状況で、
乗せ調子のほうが良いこともあれば、
掛け調子が良いというときもあります。
ですから、理想的には
両方のタイプのロッドを用意していくこととなります。
今のところ
乗せ調子なら、
シマノ 炎月SS B610ML-S
ダイワ 紅牙 N69HB-S
掛け調子なら、
シマノ 炎月SS B70ML-S
ダイワ 紅牙 K67HB-S
あたりがお勧めということになりますでしょうか。
ダイワ、シマノで好みは分かれるところですが、
最高級品となると、ガイド、トップともにダイワが一歩リード。
ただ、値段が倍近くなります。
コストパーフォマンスの良い上記の製品だと、
機能的な差は感じられませんね。
リールは、関西では何故かダイワが売れているようですが、
個人的にはギアの安定性、トラブルの少なさからいうと
シマノのリールをオススメします。
特にタイラバでは、安定した一定の巻き方が要求されます。
オシアやカルカッタであれば言うことはありませんが、
タイラバ専用に開発された炎月シリーズであれば、
コストパーフォマンスも良いリールです。