メルマガ 8号

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2014年4月

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 今日も釣れねぇなぁ

大阪湾の船釣り日誌

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■第8号 2014/04

 こんにちは、釣り好きマスターJiroです。

桜の花もあっという間に散ってしまいました。皆さんはお花見行かれましたか?

私は家の近所の公園でお花見。

例年ですとBBQで、太刀魚やスズキのホイル焼きを振舞うのですが

今年は釣果なく大人しいお花見となりました(^^;

大阪湾では、2月末から恒例のイカナゴ漁が始まり、

3月いっぱいまでスーパーでもイカナゴが並びました。

今年は不良に加え、成長が早かったようであっという間に4,5cmくらいまで成長していました。

関西ではこのイカナゴを醤油、ザラメ、生姜で炊いて、釘煮という佃煮にします。

私もここ2,3年自分でも炊いて、家族に配ったりするのですが、

今年はあっという間に大きくなり2回ほどしか炊けませんでした。

こうしてどんどんと暖かくなり、

すこしずつ魚の活性も上がってきますね。

これからの釣りがまた楽しみなところです。

では、本日のメニューです

◎メニュー

 ●活きイカナゴでの釣り
 ●編集後記

 ●活きイカナゴでの釣り

このイカナゴが出てくると海の中は結構賑わうのです。

大阪湾から明石海峡、鳴門海峡を超え、播磨灘のあたりまで、

順番にイカナゴ漁が続くのですが、今年は鳴門から播磨灘にかけては不漁でした。

このイカナゴは人間様のおかずになるのはもちろんですが、

多くの魚たちの大好物でもあります。

関西のメバルは12月から1月に産卵したあと、

このイカナゴを腹いっぱい食べ丸々と太ります。

これが、この時期のメバルの美味しさの秘密とも言われます。

もちろん、鯛やスズキもこのイカナゴを好んで食べます。

この時期釣れる魚のお腹の中はこうしたイカナゴや、

いわしなどの新子がいっぱい入っています。

イカナゴが釣り用の餌になるのは、4月になってからになります。

京阪神の釣り餌やで、活きイカナゴが餌として入荷します。

この時期は釣り船の餌としても備え付ける遊漁船もあり、これがあるところは人気です。

活きイカナゴは万能餌。

魚さえいれば食いついてきます。

ですから、この時期の釣り船の釣果を見るといろいろな魚が載っています。

ヒラメ、ソイ、鯛、スズキ、メバル、ガシラ、タカノハダイなど、

なかなか狙っても釣れない魚が釣果として上がるのもこの時期です。

このイカナゴ。

遊漁船で大名釣りという豪勢な釣りにも使われます。

釣り客は2人まで、船頭が仕掛けから餌付けまですべて行い、

釣り客は竿を持っているだけ。

イカナゴを詰めた筒に仕掛けを入れてポイントに落とします。

着底すると筒だけ回収し、

イカナゴの撒き餌に群がる魚を釣り客は釣り上げるだけ。

また魚の回収から次のエサ付けまで船頭がやってくれるというものです。

釣り好きな人にとっては面白さに欠ける釣りですが、

一度は経験するのもありかもしれません。

私は、昨年この釣りをしている船のそばまで行ったことがあります。

この船の潮下で竿を出すとおこぼれに与ることができるのです。

結構良い型のメバルを釣らせてもらいました(^^;

ちょっと話が脇道にそれましたが、

この活きイカナゴ、餌として使えるのは5月の連休くらいまでが限度です。

それ以降は漁もなくなりますし、第一イカナゴがいなくなります。

ですから、このイカナゴがある間に何回かは釣りにでかけたいものです。

先日は釣友4人でイカナゴを6杯ほど持って、

いつも行く阿那賀の船に乗りました。

鯛とメバルの潮が同じなので、両方がいそうな場所で竿を出しました。

流石にイカナゴですね。

何かしらのあたりは出ます。

元気のいいカサゴはオモリが着底して棚をとる間に食ってきたり、

魚探には写っていないのに、30cm級のメバルが飛びついてきたりと

時間を忘れて釣りに興じました。

大物がかかるかも知れないということで、

メバル釣りではありえないハリス2.5号の仕掛けです。

それでもやはりはりすを引きちぎっていく大物も何回かいましたね。

スズキ、ソイ、チャリコ、メバル、ガシラと

クーラーをいっぱいにすることができました。

このイカナゴを餌にする釣りはほとんど技術はいらないです。

向こう合わせで食ってきますから。。。

ただ、磯をかわすことと、棚取りが大切です。

あとは、元気のいいイカナゴを上手に元気よく針につけること。

イカナゴは結構弱いですから、バケツに入れっぱなしにするのでなく、

こまめに水を変えてあげることです。

イカナゴの餌があるうちにもう一回行きたいと思っています。

みなさんもイカナゴを餌にした釣り、ぜひ経験してみてください。

5月の連休くらいまでは、阪神間の遊漁船でも活きイカナゴで出船する船は多いです。

では、この釣りのタックルと仕掛けを参考のために紹介しておきます。

●メバル釣り

竿: さくら 金剛 軟調 4.2m 

船釣での長竿は扱いにくいのですが、メバルを専門に狙うのなら4mくらいの長さがあるほうが磯をかわしやすいです。そして、メバルが食い込みやすい胴に乗る竿をお勧めします。

しかけ:市販のハリス1.2から1.5号のメバルサビキ+下針2本は餌針
自作しかけ、ハリス1.5号で3、4本針。ハリスの長さを市販ものより長くし50cmくらい。

自作仕掛けの下針はオモリと同じ位置か、少し下まで伸ばし、これだけハリス2号にします。これは、ソイなどの大物対策です(^^;

遊漁船によってはハリスをもっと細くするように言われるかも。ただ、尺メバルがでるようなところはハリスが細いと切れます。

●鯛

竿: ダイワ 岬 3.3m
       極鋭 2.7m

鯛だけ狙うなら5:5くらいの鯛竿が良いと思いますが、スズキがかかる可能性もあります。ですから7:3位の竿でクッションゴムを付けるという方法もあります。

仕掛け:鳴門鯛仕掛け 極単 ハリス2.5号 
    鯛餌仕掛け 2本針 ハリス2.5号

鯛釣りのこの時期の基本はサビキになります。ですからサビキにイカナゴをつけるつもりで良いと思います。餌仕掛けは2本針でも3本針でもよいです。ハリスの長さが1.2m位ありますから、少し縮めても良いかもしれません。

 ●編集後記

 最後まで読んでいただいてありがとうございました。

そろそろ、釣りに良い季節になります。キス釣も始まりますね。

みなさん良い釣りを!!
  
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今まで読んでくださって、ありがとうございました。

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