キスの船釣りをしていると外道として何種類かの魚が釣れます。

トラギス、ネズミゴチ（がっちょ）、石モチ（グチ）、ふぐ、ガシラ、エソ、
カレイ、マゴチ、小鯛（チャリコ）、ガンゾウカレイ、葉オコゼ(姫オコゼ）
などでしょうか。

ふぐは、船長は喜んで持って帰ります。釣れたら聞いてみましょう。

カレイ、マゴチは美味しい外道です。

誰もが喜んで持って帰るでしょう。

エソ、石モチはすり身にすると美味しい魚ですが、
関西ではリリースする釣り人が多いです。

リリースするなら、上手に針をはずして、
元気な間に逃がしてください。

小鯛、ガシラも小型のものはリリースする人が多いですね。

トラギス、ガンゾウカレイ、ネズミゴチが持って帰る人と、
リリースする人に分かれるところ。

ガンゾウカレイは、コノハカレイともいい、
瀬戸内では干物にして売られているカレイです。

私たちも出平と呼んでいました。

ネズミゴチ（テンコチ）

関西ではガッチョのほうがとおりがよいです。

この魚は、ぬめりが多く、鰓骨がとんがっているので触ると痛いので、
メゴチバサミという専用のつかむ道具もあります。

それで、嫌われている魚ですが、食べると非常においしい魚です。

少し大型であれば刺身ですが、釣れるサイズは小さいものが多いです。

大阪の泉州地方では、居酒屋ではこの魚をから揚げにしたものが必ずあり、
関西の居酒屋でも出せば必ず売り切れるメニューといわれています。

これも持って帰る人とリリースする人が分かれるところです。

 
トラギス

阪神間では阪神タイガーズファンが多く、
これが釣れるとトラッキーなどと叫んでます（^^；。
また、別のかわいらしい愛称としてはミッキー。

これは縞模様が、よく見るとミッキーマウスに似ているからです。

わかりますかね？
食べると、キスより身が厚くほっこりして、
てんぷらやフライにするとよいですね。
これは、割と多くの人が持って帰ります。