鯛釣り 201605-1

熊本地方の地震の影響もあるのかもしれません。
鳴門の海は今年も鯛ののっこみが無いと嘆いています。
鯛の魚影は、魚群探知機に映るものの、
食いが立たないという状態。
今日は大漁という日がないそうです。
5月に入って釣れた鯛も、
抱卵している魚体がまばらというのもおかしな話です。
遅れているだけならいいのですが、、、、
ちょうどこの時期は、
イカナゴが姿を消し、虫餌ではまだ反応がうすいと言う時期。
鯛も海底に張り付いていて、
活性は悪いということで、釣り方としては鯛カブラを選ぶ
釣り人が多いそうです。
連休明けに船の予約が取れましたので
出かけてまいりました。


まだ、メバルが釣れるかもという期待もあったのですが、
あれもこれもと狙うと失敗の原因となると判断し、
用意していったのは、鯛カブラと青虫(青いそめ)。
結果からいいますと、散々でした。
たくさんの遊漁船が出ていましたが、
船長同士の情報交換でも、どの船も結果は悪かったようです。
今回は、とにかく鯛に絞り込もうという釣りでした。
過去の実績ポイントを順番に攻めて行きました。
最初は水深30mから40mの場所。
私は最初の一流しで、当たりがあり40cm級を一尾取り込みました。
仕掛けは、昨年GearLaboから発売になったマイクロクリップのゴールドに、
手製のスカート。薄いオレンジにラメの入ったものでした。
ちょうど写真のような具合です。




このマイクロフリップというのは、本来は専用のフックをつけ、
マイクロジギングと言われる釣り方でダダ巻きで釣るのですが、
フィリップを逆さにし、ネクタイ、スカートをつけ最近話題のインチクという釣り方も出来るんです。
タングステンなので比重が大きく、小さくても重さがあります。

 

しかも形状が写真のような形なので、水の抵抗も少なく沈下が速いです。
PEは08号を使いましたが、結構深場所でも十分底が取れます。
私も初めて見よう見まねで行ったのに、当たりがあってびっくりでした。
その後、船で4枚ほどは上がりましたが、当たりがあるのは、
ネクタイの色が薄い色でラメが入っているものか、
形状がS字型にカールしているものに限られました。
当たりがあるものの、針にかからない、
かかっても途中で外れるということが度々起こっていました。
場所をいろいろと変更しながら、拾い釣り。
潮が止まったので、深場に移動です。
この日は潮の加減で、駆け上がりでなく、
駆け下がりになりました。
60mくらいから100mを越す深さまでです。
さすがにタイラバはきついと判断し、
餌つりに変更です。
こんなこともあろうかと、私は電動リールを持って行ってましたので
電動リールを使用しました。
まだ、時期が少し早いのか、
パラパラと移っている魚たちが口を使ってくれません。
私も一度大きな当たりがありましたが、
20mほど巻いたところで、針はずれ。
あれは、巨大な鯛だったのか・・・・・
そんなこんなで時間が経過。
沖上がりの時間になりました。
結果としては、船で鯛は10尾ほど。
アジ、オコゼ、キスなどの外道が居ました。
でも、何故かガシラが一尾も混ざらなかったのが不思議です。
当たりは、退屈しない程度にはあったので、
釣り方や、仕掛けに問題があったのかもしれません。
近々もう一度行きたいものだと思って作戦を練っています。

 

 

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